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2011年8月 7日

「旭山動物園のつくり方」原子禅

旭山動物園のつくり方 (文春文庫PLUS)旭山動物園のつくり方 (文春文庫PLUS)
原子 禅 亀畑 清隆

文藝春秋 2006-12
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 まだ予算がなかったときから、飼育員など動物園のスタッフがお金がなくてもできることを考え、深夜まで話し合い、「夢のスケッチ」を書いていったということで、初めに14枚のスケッチが紹介されている。
 それを見るだけで素敵だな、と思うのだけれど、次の章で、旭川市の市長が替わり、園長が新市長に動物園の改修に予算をもらうべく説得に通う場面がある。
 当時の園長自身もすごい人だったのだと思うけれど、きっとこういう「いざ」っていうときに、それまで実現は不可能だろうと想いながらも夢を持って描いていた「スケッチ」が役立ったんじゃないかな、と思え、それが良かった。

「人生をシンプルに変えよう」川田久里央

人生をシンプルに変えよう! (王様文庫)人生をシンプルに変えよう! (王様文庫)
川田 久里央

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 ブログが本になったものらしい。たまたまおととい、中村天風について調べていて行き当たったブログの内容が面白かったので本を買ってみたが、なかなか良かった。
 いらないものを捨てるとか、スピードを落とす(スローライフ)とかは聞き飽きた感があるけれど、そこにくくられない奥行きのある本だった。
 全体的に良かったけれど、一番おもしろかったのは、夢や目標が叶わないのは心のプログラムに「バグ」があるかもしれない、というところ。そしてバグを発見するための質問が3つ紹介されていた。
  質問1「私には、○○ができない。なぜなら私は......」
  質問2「実は○○が成功すると、都合の悪い部分もある。なぜなら......」
  質問3「今うまくいっていないこの状態を、実は、自分自身が望んでいる。なぜなら......」
 この3つの「......」を考えるというもの。
 そしてこの「バグ」は気づいた時点で、かなり修正される、とのこと。
 個人的にはなかなか腑に落ちる内容だった。

「相手に9割しゃべらせる質問術」おちまさと

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「質問さえできれば、あなたが駆け出しであろうがシロウトだろうが、ビッグな人やその道のプロとも会話ができます。答えるのは、あなたじゃなく、相手なのだから」
 なるほど。
 でも、読んで分かったのは、やっぱ、場数だな、ってこと。本を1冊読んだだけで、良い質問ができるようにはならないだろう......。
 ただ最後にインタビューが上手くなるためのエクササイズがいくつか紹介されていた。
  ・「この人誰だったっけ?」というとき、どんな質問をしたら、相手に失礼にならずに、大きなヒントをもらえるか考える。
  ・もし会いたい人に会えたら何を聞くか、100の質問を考えて書き出す。
  ・3つの質問だけで、相手の仕事を当てる「職業当てゲーム」で、少ない質問で多くの情報を引き出す力を鍛える。
 「2」などはやってみてもおもしろそう。
 でも、コミュニケーションの基本は、やっぱり、「まず人を好きになる。興味を持つ」その一言に尽きるかも。

 

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