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2005年12月14日

「大停電の夜に」


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久しぶりに映画を見に行ってきた。
「闇」の表現がきれいだという話で、キャンドルに彩られたシーンをテレビで見てその美しさが印象に残っていたから。
実際、映像の美しさという点では満足できる映画だった。
役者もなかなかいいし、細部の見せ方が良かった。演出の上手さかな。
東京が「大停電」になったらそれはもう大変な「天災」って感じだけれど、そこに重点をおかず、暗闇の中でむきあう一人一人の人間に視点を置いているのが良かった。

テレビも明るすぎる電灯もないところで、静かに大切な人と向き合う時間を持ちたい、そう思えた。キャンドルの光のもと、などというロマンチックなものではなくても、ただテレビとパソコンのない部屋で向き合うことさえできたら、いつもと違う相手のことが見える気がするのにな。でも、それさえ普段は難しい。......それは自分自身の反省も踏まえての言葉だけれどね。

映像の美しさとイブの雰囲気を味わうというのが目的ならこの映画はおすすめ。
ただストーリーや大きな流れでは、なんじゃこれ、と感じさせるところも......。
色々な人の話がからみあって一つの世界を作り上げているというのはいいのだけれど、変に関係のない人たちを最後のほうで出会わせたり、ご都合主義なところがたくさんあるし、主要な人物の心の動きや行動に納得いかないところが多かった。
あ~もったいない! という感じ。

せっかく細部と映像がいいのに、ストーリーだけ取り出したら、三流のお笑いだよ。三谷幸喜のドラマや芝居がおおごけしたというような印象。
結局、愛とは積み重ねた時間だということなのだろうか。うなづけるところもあるけれど、それだけでまとめられないような内容だった気も。

私の隣は20代半ばくらいのカップルだったけれど、男のほうはあくびをしたり、退屈そうだった。そして終わったあと、「これなら遊んでいたほうが良かったね」と言っていた。
カップルで見ることを薦めているような映画だけれど、実際は男には退屈なのかもしれない。

ただ私は、納得できない気持ちを残しながらも、最後はなんとなくあたたかい気分になれたし、とにかくきれいな映像を見れて満足でした。
久しぶりにお台場の映画館で見たのだけれど、帰り道、ゆりかもめから夜景がきれいだったしね。
映画とは関係ないけど......(笑)
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