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2010年9月 4日

瀬戸内国際芸術祭

    今年の夏休みは沖縄の島ではなく、瀬戸内の島々へ旅してきました。

「瀬戸内国際芸術祭」巡り。
http://setouchi-artfest.jp/

去年は新潟の芸術祭を回ったけれど、瀬戸内はまた違った雰囲気で、景色も非常に良く、予想以上に良かった。

4泊5日の旅のうち、前半4日はひたすら島巡りをした。

1泊目と2泊目の拠点は高松のホテル。

1日目は、芸術祭のメインになっている直島へ(ただ、直島のメインは常設の美術館なので、芸術祭の期間でなくてもいいといえば、いい。ただ、それぞれの美術館が1000円~2000円くらいするので、5000円のパスポートを使える時期に回るのがお得かも)

直島の作品は美術館以外もほとんど撮影禁止だったため、写真はないけれど、「地中美術館」は一見の価値あり。流れていく雲を見るのもアートなのだなと気づいたり、「空間時代がアート」になっているものが多く、心地よい時間を過ごせた。作品数は決して多くはないけれど、安藤さんの建築を含め、おすすめ。
今年6月にできたという李禹煥美術館も良かった。ただ、本当に作品数は少ないので、まともに入場料を払うと高く感じるだろうと思う。人の少ないときに瞑想の部屋で、1時間くらい過ごせれば、満足できるかも? ここも流れる空気感が良かった。

家プロジェクトは「南寺」というところが非常に人気があるようで、整理券の配布になっていて、すでに終了していた。9月に入ったら人出は減っているかもしれないけれど、直島はやはり人気の高い島なので計画的に回る必要がありそうだ。

2日目は豊島と犬島へ。

 

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豊島は2時間半くらいしか時間がとれなかったが、4,5時間かけて見たかった。半分くらいしか見られず、少し残念(エリアが4,5個に別れていて、それぞれバスで移動する距離のため。バスが無料なのは嬉しい)。

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個人的なおすすめは唐櫃浜エリア。久しぶりにオラファー・エリアソンの作品が見られて満足。夏の蔵は暑かったので、秋の方がおすすめだけど......。このエリアでは心臓音のアーカイブが人気のようだったけれど、私はちょっと苦手。新潟の時もあったけれど、知らない人の心臓の音を暗闇で大音量で聞いてもなんだか怖い(汗) 個人的には、そこに行く途中の「ノリとたゆたう。」が良かった。不思議な素材の「枯山水」をイメージして作ったという凹凸のあるマットでできた庭に、好きなように寝ころんで過ごせる。癒しスポット。時間が豊富にある旅なら、こういうところで、長時間のんびり過ごすのもいいかも。

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犬島 は、以前は銅の精錬所を中心に栄え、人口3000人ほどだったが、今は60人ほどになってしまっているという島。精錬所や残された家が廃墟になって点在する、全体が「遺跡」のようになってしまっている不思議な島。

でも2年前に精錬所自体の内部をアートの場に変容させていて、ここもなかなか見応えがあった。こういう「空間」アートはいい。もともとその場にあった空気感とか場のエネルギーと、作品を作る人の思いなり、技術なりがうまく融合すると、目だけではなく、肌で感じられる作品になる。

今回見た作品の中で一つおすすめの場所を選べと言われたら、私はここを選ぶかな。

内部を見たあと、廃墟になった精錬所の煙突とか発電所なども見られるのだけれど、その廃墟になった建物の背景には真っ青な海と空が広がり、それもまた心に響いてきた。

 

3日目は宿も小豆島に取り、小豆島を回った。
本当は3日目は芸術祭巡りを休み、海でのんびりしようかと思っていたのだけれど、小豆島は思っていたより(初めて行った)なんというか手軽すぎる観光地で、俗っぽく、沖縄の島とはかなり趣を異にしていたので、予定を変更して、やっぱり作品巡りをした。

小豆島は大きな島なので、レンタカーを借り、回った。
主に作品があるのは、海のそばではなく、内陸のほう。だから、小豆島の作品は、海を背景にしたものというより、田んぼの風景のなかに現れるものになっていた。
このあたりの棚田の光景は本当に美しい。

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その光景の中、突如現れる竹細工のタージマハールみたいな建物は圧巻(実は「脱穀した後のもみがらのイメージらしい)。
中に入ってくつろぐこともでき、涼しい日だったら、寝転がって過ごしたかった(が、なんせ猛暑。喉が渇いて、長時間滞在できず......)。

 

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そのほか、室内の作品も、海辺の作品もあり、なかなか見応えがあった。
ただ、2泊3日の旅なら、小豆島は外してもいいかも。あくまで個人的な意見ですが。

 

4日目は、一度高松まで戻ってから、女木島と男木島を見る。
男木島は小さな島だし、作品も港の周りに密集しているようなので、1時間くらいで余裕で回れるかと思ったが、甘かった。確かに範囲としては狭いけれど、港を降りたところからものすごい急な斜面の連続。毎日35度の夏にはしんどい。

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でも、豊かな世界観のある作品が多く、バラエティに富み、短い時間でたくさんの作品を見られるので、満足度は高かった。

 

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「働くビタミン・生きるミネラル」

自己肯定感を高め、自分の心を満たし、しあわせに生き、しあわせな人間関係を構築し、しあわせに働くためのヒント集です。

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